背中の痛みなどの症状をお持ちの方へ

大切なのは”背中の痛みの原因”を見つける事!

  • □肩甲骨周囲が痛い・コリ固まっている。
  • □呼吸が浅い感じがする。
  • □息が苦しい(息が吸えない。)
  • □エプロン(下着)を付ける時、結ぶ時に痛い。
  • □脇の下が痛い。

当院には上記の様な辛い症状をお持ちの患者様がご来院されています。

当院の鍼施術の大きな特徴として、『症状の原因を見つけ』 その上で施術を行います。
様々な症状をお持ちの患者様でも、根拠に基づいた 『問診』や『触診』・『動きの検査』を行い、最終確認で超音波エコーを用いる事で、患者様を苦しめる症状の原因を ほぼ把握することが可能です。

原因の約80%を絞り込む『カウンセリング』

カウンセリング

原因を絞り込んでいく上で、 最も大きな比重を占めるのが この『カウンセリング』。
どの様に動かすと辛いのか?』
『どんな姿勢が楽なのか?』

筋肉の痛みの特徴には『関連痛』と呼ばれるものがあり、図の様に原因とは別の場所に、痛みを感じる事は珍しくありません。 悪くなった筋肉の部位
患者様のお話や動きの検査から高度な医療知識を用いて、原因を見つけていきます。

また初めてのご来院には『緊張』や『恐怖心』等、何かと 不安要素が多いかと存じますが、少しでもリラックスして 頂ける様に施術家一人一人が『笑顔』で施術にあたらせて 頂きます。

研ぎ澄まされた触診力で『痛みの原因を捕らえる』

痛みの原因を的確に捉える

カウンセリングで絞り込んだ 症状の原因を、『触診』でより 細かく絞っていきます。

エコー導入前まで、まごのて堂 では原因の探知の全てを、触診 で行ってきました。
故に触診技術は施術家全員がとても高い精度を誇っています

症状の原因を絞り込んでいく触診で大切なのは、 『患者様の反応』です。
具体的には患者様の原因となっている部位を直接触っていき、 痛みを感じるポイントを探していきます。
その際に『痛気持ち良い』『ズーンと響く』 『そこそこ!痛いのはそこです!』などと感じるポイントは 異常を起こしていることが多くあります。 下記の様な評価を元に触診を行なっていきます。

痛みの評価ポイント

エコーで原因の『深さ』を見極め、病態把握をより正確に。

エコーで原因の深さを見極める

『カウンセリング』『動作検査』 『触診』を行なった後、『エコー』で症状の原因の 『部位』や『深さ』を 『見える化』していきます。

エコーでは筋肉、骨、靭帯、神経、血管等を見分け、 患部を観察していきます。
エコー画像を正確に把握するには専門的な医療知識が必要です。 当院施術家は『一般社団法人 日本超音波鍼灸協会』に所属する、 『エコー』と『鍼施術』のプロフェッショナル。 エコーを患者様の為、しっかりと使いこなします!

エコー画像

エコーの機能上、大まかに 固いものは『白』 柔らかいものに『黒』 に映し出されます。

筋肉(柔らかい組織:黒色)の中にあるコリ(硬い:白色)が 確認できる事でより正確な施術が行えます。
また背中の筋肉の下には、『危険部位』の一つでもある『肺』 が容易に鍼が到達する深さに存在しており、 肺に針が刺さってしまう事故を『気胸』と言います。
鍼灸院で最も多い医療事故であり、それらを最大限予防出来る 施術が、エコーを導入する事で可能となりました。

『施術者の絞り込み』+『エコー』で観察することで、 『施術者の感覚』だけでなく、『可視化による評価』も 可能になり、『患者様の個体差ある身体』からより的確に 『原因を絞り込むこと』ができます。

また『鍼施術が適応か不適応か』も可能で、『不適応』の場合 は適切な医療機関へとご案内致します。
エコーは『原因を絞り込み、実際に見ていく』ことはもちろん、 『安全面』に関しても非常に優れており、施術している鍼も観察出来るので、より安心して施術を受けられます。

絞り込んだ『原因』に『鍼』を用いて最善の施術を施す。

いよいよ原因に対して鍼施術を行います。
使用する鍼の本数は規定量20本で、悪くなった筋肉、つ まりエコーで『白色』に映っている部分に対して『鍼』で 直接施術をしていきます。
皮膚の上からマッサージする施術と違い、鍼で直接患部 (白くなっているところ)を施術出来るので、より効果的 です。

多様な鍼の種類

当院で使用する鍼は『刺繍針』や『注射針』と違いとて も細い設計になっています。注射針の太さは約0.4mm~ 1.2mm、
鍼施術の鍼の太さは0.1mm~0.25mmです。 蚊の鍼程の太さから、髪の毛程の太さのものなど、患者様 の状態に合わせた鍼の太さを当院は、豊富に揃えておりま す。 使用する鍼も国産ブランドの安全性の高い使い捨て鍼を 採用している為、感染症の危険はありません。

鍼を打ち終わりましたら、10~ 15分ほど刺したまま赤外 線ライトを局所に当て、温めます。
これにより鍼の効果とプラスして免疫反応を高め、患部の 症状の改善をより強く促します。